旅の記録

バスフライフィッシングの集い

フライフィッシングでバスを狙う。

ルアーサイズほどの大きなフライを投げてバスを釣るジャンルが存在する。
使用するフライは、こんもりしていて、カラフルでどこか愛嬌がある。

見ているだけでも楽しくなるようなフライにバスが食らいつき、ロッドが絞り込まれて、引きづり回されるのだ。
バスの力強さがダイレクトにフライラインを引く手に伝わってくる。
型の良いバスになると、出ているラインを急いで巻き取り、リールのドラグに頼ることになる。
スピニングリールと違い、フライリールはギア比1:1が多い。
ラインを出された分だけ巻き取る熱い展開に巡り合うチャンスもある。

ただでさえ少ない日本のフライフィッシング人口において、バスフライはかなりニッチなジャンルだろう。
バスフライ仲間は貴重な存在だ。

友人と一緒になって、バスフライの集いを計画した。
キャンプしながらビール片手にマニアックなタックル話や、焚き火の香りを肴にタイイングしたり、マッタリとユルイ集いである。

インスタグラムで仲間を募り、毎年1人、2人と仲間が増えている。
来年で4回目を迎える。
実に嬉しいことだ。

興味ある方は連絡を!

無人島キャンプ入門〈友ヶ島〉

自分の足で、自分が持てるだけの道具でキャンプがしたい。
そこに船の移動が加われば旅感が倍増する。
そんな欲求を満たしてくれる場所として友ヶ島をお勧めしたい。

装備は40Lのバックパックに収まる装備で選別した。
バックパックは愛用しているカーゴ40(パーゴワークス)
パッキングリスト。
・Poler napsack (寝袋)
・ニンジャタープ/パーゴワークス(タープ)
・ニンジャネスト/パーゴワークス(インナー)
・ニンジャファイヤースタンド/パーゴワークス(焚火台)
・スウィングL/パーゴワークス(サブパック)
・Zライトソル/サーマレスト(マット)
・SOTO MUKA(シングルバーナー)
・飯盒/エバニュー
・LEDランタン/ジェントス
・フライロッド インファンテ4P / ティムコ
・ラインバスケット
・PENTAX K-50(デジカメ)
・折り畳みのこぎり
・グローブ
・その他(着替え、食器、水など)

友ヶ島は軍事施設であった。
今でも要塞が島の各所に残っており、多くの観光客が訪れる無人島だが、一軒の宿泊施設があるため泊まりも可能。
キャンプ場も二ヶ所の指定地が設けられている。

和歌山の加太港から友ヶ島汽船に乗船。

乗務員の示す先にはイルカの群れ。

約20分の船旅で友ヶ島へ上陸。
島に近づくにつれ、多くのプレジャーボートが現れる。

船着き場から山道を歩くこと30分ほどで南垂水キャンプ場に到着。
オートキャンプの感覚でクーラーボックスを運ぶには少々険しい道のりとなる。
食料、装備共に必要最低限をお勧めしたい。
なぜなら、あちこちゴミだらけだからだ。
期待していた場所だけに、残念でならない。
ここまで持ち込めたのだから、持ち帰るのも可能なはずだが、要らなくなったものは残して去る。

浜辺の流木を厳選し、適切な長さにカットして立ち上げた寝床。
軽量なシルナイロン製のタープとネスト。ポールは持参せず現地の流木を使用すればかなりの軽量となる。
ここで家族4人が一夜を過ごす。

設営が終わったら、晩飯調達と薪拾いへ。
ここのフナ虫は設営地である芝までやってくる。

岩の隙間から小カニや亀の手を発見。

この島の特徴的な斜めの地層。

魚釣りは不発に終わり、帰りがけに薪を集める。

焚きつけの松ぼっくりを探すが、松の木の下は綺麗なもので、一つとして落ちていない。
ゴミはそこら中に落ちているのに。
湿った薪に火をつけるため、念入りにチップを削り出す。

予想通り苦戦し、やっとのことで火が上がる。
ここまでくれば、あとは燃やしながら次に投入する薪乾燥も同時に出来る。

燠の安定した火力に飯盒をかける。
薄明りと真っ暗闇の狭間のひと時。
この先は獣の時間。
人間は謙虚に最低限の明かりで闇を共有させてもらう。

前日の雨模様から一転、快晴の朝。
行動用のサブパックで要塞巡りへ。

こんな離れ島に戦争時の大事な拠点があったという事実。
この島には渓流が見当たらない。
飲み水は本島から食料と一緒に定期便で送っていたのだろうか。

現代社会の時間軸から外れたような不思議な感覚に陥る。

頂上からの眺め。
近くの島々と、多くのプレジャーボート。
この辺りは良い漁場らしい。

島にやってきた大勢の観光客と入れ替わりでフェリーに乗り込む。
シンプルなキャンプが出来たことに満足感を覚えた旅となった。
何がシンプルか?
最小限の装備と、持ち帰ったゴミの量だ。
コンビニ袋の半分にも満たないゴミで抑えることができたことが、とても気持ち良かった。

土日で気軽に行ける無人島キャンプとして友ヶ島はお勧めだ。

父子3人 淡路島バイクパッキングトリップ

出発予定時刻から2時間遅れで家を出た。

目指すは明石のフェリー乗り場。

グーグルマップで検索したら徒歩で5時間半。

裏六甲から浜へ下るまでには、大小の起伏がある。普段車に乗っていると感じないほどの坂が自転車だと大層な坂になる。

須磨、垂水の文字に心踊る。

しかし、遅れ挽回の下りで判明したこと。次男はまだブレーキにしっかりと指が届かず、スピード上げてからの減速はかなり危険。

やっと海岸線に出られた。

立ち止まって、貨物列車を見送る余裕を見せる長男。

平坦な道がこれほど楽なこととは。

もうほとんど着いたような気分だが、さにあらず。

この旅、一番のランドマーク。

数時間後には、橋の下をくぐる我ら。

家を出てから6時間半。

遂にジェノバライン乗り場到着。

出航は16:00。

グッバイ本州。

ハロー淡路島。

大幅に遅れ予定のキャンプ場は断念。

船上から目星をつけておいた場所に到着。

浜風を凌げる場所を探し出しビバーク。

親父はハンモックの予定だったが、適度な立木が無く、ムーンライト2で3人。ギュウギュウ。まさにビバーク。

明石大橋ライトアップ。

夜景一等地。

うっすらと波の音。

テント越しの朝の陽光。

三角窓から見える景色がたまらなく好きだ。

バイクパッキングを手早くまとめ、神戸行きのフェリー乗り場到着。

日曜日の朝。

道中、魚を焼く匂いに平和を感じる。

移動に船が加わるだけで、旅のワクワク感は倍増。

グッバイ淡路島。

ハローアゲイン本州。