初の海外キャンプ(シドニー)

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シドニー湾に浮かぶCockatoo Islandでキャンプをしてきた。

Circular Quay から出るParramatta 行きのフェリーに乗り込む。
フェリーはハーバーブリッジをくぐり、ノースシドニーのルナパークを右手に見ながら少し行くと、左にBalmainの岸壁に建つ家並みが見えてくる。

日本で言うと、坂の土地に建つ家では高低差を利用して建屋下に駐車場があるような感じで、ここでは船着場備わっている家が多い。
シドニーらしい光景だ。
その一帯を過ぎるとCockatoo Islandが見えてくる。

Parramatta riverとLane cove riverの合流ポイントに浮かぶCockatoo Islandはシドニー湾内では最大で過去には囚人の島で、造船の島でもあった。

島に上陸してフェリーで来た方向を振り返ると、シティのビル群とハーバーブリッジが良く見える。

大晦日のこの島は、年末カウントダウンの花火を見る客のためだけに解放される。

初の海外キャンプに選んだテントは、Paago worksのNinjatarpとNinja nest

仕舞寸法、軽さ、広さのいずれにも文句無し。一つあたり500mlのペットボトルの大きさに600グラムの軽さだ。
大人2人、小学生2人の4人家族で、狭いながらも、荷物を極力減らしたい時に使ってきたから今回の旅でも即決だった。
むしろ、Ninja tarp/Ninja nestがあったからこそ、このイベントに参加しようと思えた。

真夏のオーストリアは気温こそ高いものの、湿気がないから日陰に入れば快適。

タープの開度を調整して、光と風の入り具合を調整する。

雨の降り込みは意外なほど少ない。

もうしばらくすると、この島に激しい雷雨がやってくるから、テントのロープ張り具合とペグを再度確認し、開口部はしっかりと閉めるように。
万一の際の避難はシップヤードへ。場内アナウンスが流れてから10分ほどで風が強まり、空が真っ黒になる。
シャワーが降り注ぎ始め、稲妻が明滅を始めると、キャンパーは一斉にシップヤードへ走り出す。
セキュリティが巡回し、避難をアナウンスする。
我が家もレインジャケットのフードを被りヤードへ入ったところで、視界は真っ白になり滝の様な豪雨となった。
ヤードの入り口に立って様子を伺うと、白い雨のスクリーンが右へ左へと激しく揺れている。
こんな良い機会にテント内にいれないのは残念だが、雷なら仕方ない。
一旦小康状態になるとテントへ戻り状況を確認する。
メッシュ側の入り口付近に、わずかに水が溜まっているだけで大した事はないことに関心した。
ネストのフロアパネルの立ち上がりが効いたのだろう。
あれほどの雨なら跳ね返しもかなりのものだったはずで、実際、立ち上がりの外側では足置きの為にとフロアからはみ出させて敷いたフットプリントにはかなりの水が溜まっていた。
今回使用して初めて気づいたのは、ネストのメッシュを閉めると暖かくなること。
激しい雷雨で一気に気温が下がった。今回選んだ125センチ固定のアルミポールは強度的には心配ないが、タープとネストの隙間が広いため、タープを全閉してもかなりの風が抜けていく。レインジャケットを着込んでも肌寒い。真夏だからと、寝袋は持ってこなかった。
閉め忘れたメッシュパネルの一片が風で小刻みにはためいて、断続的に風が入って来ていた。メッシュは風を通すものとばかり思っていたから、
閉めても同じだと放っておいた。
夜明け前に寒さで目覚め、バックパックのインナーバッグに足を突っ込んだりしながら辺りを見回す。開けっ放しのメッシュパネルに目がとまり試しに閉めてみた。すると室内を回っていた外気がピタリと止み、次第に身体が温まってきた。パラパラとタープを叩く雨と、バサバサと揺らす風を近くに感じながら、布一枚のこちら側では家族の静かな寝息の輪唱。
安心感に包まれて眠りについた。

花火は最高だった。
島客用に島目の前で上がる花火に全身が震え、奥に見えるハーバーブリッジからは毎年のおなじみのメイディッシュ。ダブルで楽しめるのはこの島ならでは。

この時期にシドニーを訪れるなら、是非一度は行く価値ありだ。

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