無人島キャンプ入門〈友ヶ島〉

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自分の足で、自分が持てるだけの道具でキャンプがしたい。
そこに船の移動が加われば旅感が倍増する。
そんな欲求を満たしてくれる場所として友ヶ島をお勧めしたい。

装備は40Lのバックパックに収まる装備で選別した。
バックパックは愛用しているカーゴ40(パーゴワークス)
パッキングリスト。
・Poler napsack (寝袋)
・ニンジャタープ/パーゴワークス(タープ)
・ニンジャネスト/パーゴワークス(インナー)
・ニンジャファイヤースタンド/パーゴワークス(焚火台)
・スウィングL/パーゴワークス(サブパック)
・Zライトソル/サーマレスト(マット)
・SOTO MUKA(シングルバーナー)
・飯盒/エバニュー
・LEDランタン/ジェントス
・フライロッド インファンテ4P / ティムコ
・ラインバスケット
・PENTAX K-50(デジカメ)
・折り畳みのこぎり
・グローブ
・その他(着替え、食器、水など)

友ヶ島は軍事施設であった。
今でも要塞が島の各所に残っており、多くの観光客が訪れる無人島だが、一軒の宿泊施設があるため泊まりも可能。
キャンプ場も二ヶ所の指定地が設けられている。

和歌山の加太港から友ヶ島汽船に乗船。

乗務員の示す先にはイルカの群れ。

約20分の船旅で友ヶ島へ上陸。
島に近づくにつれ、多くのプレジャーボートが現れる。

船着き場から山道を歩くこと30分ほどで南垂水キャンプ場に到着。
オートキャンプの感覚でクーラーボックスを運ぶには少々険しい道のりとなる。
食料、装備共に必要最低限をお勧めしたい。
なぜなら、あちこちゴミだらけだからだ。
期待していた場所だけに、残念でならない。
ここまで持ち込めたのだから、持ち帰るのも可能なはずだが、要らなくなったものは残して去る。

浜辺の流木を厳選し、適切な長さにカットして立ち上げた寝床。
軽量なシルナイロン製のタープとネスト。ポールは持参せず現地の流木を使用すればかなりの軽量となる。
ここで家族4人が一夜を過ごす。

設営が終わったら、晩飯調達と薪拾いへ。
ここのフナ虫は設営地である芝までやってくる。

岩の隙間から小カニや亀の手を発見。

この島の特徴的な斜めの地層。

魚釣りは不発に終わり、帰りがけに薪を集める。

焚きつけの松ぼっくりを探すが、松の木の下は綺麗なもので、一つとして落ちていない。
ゴミはそこら中に落ちているのに。
湿った薪に火をつけるため、念入りにチップを削り出す。

予想通り苦戦し、やっとのことで火が上がる。
ここまでくれば、あとは燃やしながら次に投入する薪乾燥も同時に出来る。

燠の安定した火力に飯盒をかける。
薄明りと真っ暗闇の狭間のひと時。
この先は獣の時間。
人間は謙虚に最低限の明かりで闇を共有させてもらう。

前日の雨模様から一転、快晴の朝。
行動用のサブパックで要塞巡りへ。

こんな離れ島に戦争時の大事な拠点があったという事実。
この島には渓流が見当たらない。
飲み水は本島から食料と一緒に定期便で送っていたのだろうか。

現代社会の時間軸から外れたような不思議な感覚に陥る。

頂上からの眺め。
近くの島々と、多くのプレジャーボート。
この辺りは良い漁場らしい。

島にやってきた大勢の観光客と入れ替わりでフェリーに乗り込む。
シンプルなキャンプが出来たことに満足感を覚えた旅となった。
何がシンプルか?
最小限の装備と、持ち帰ったゴミの量だ。
コンビニ袋の半分にも満たないゴミで抑えることができたことが、とても気持ち良かった。

土日で気軽に行ける無人島キャンプとして友ヶ島はお勧めだ。

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